南魚沼グルメマラソンの結果。地獄の7キロ〜の葛藤とマラソンを走って気付いた事

今日東京から山梨に戻ってきました。

無事ハーフマラソンを終え、また山梨でしばらく仕事する為全身筋肉痛の体を動かし移動しました。

30歳にして初めてのハーフマラソンに出場した経緯はこちらのブログを

今日お昼頃山梨県を出発し、東京を経由して私は今新潟県へと向かっています。 というのもとある目的がありまして… お米食べに行ってきます...




南魚沼グルメマラソンに出場するために新潟まで

池袋を出発しバスは湯沢まで約3時間程。

翌日に備え夜は深酒できない為、まずビールで乾杯し、湯沢へと向かいます。

バスの到着は高速道路の湯沢だった為、越後湯沢の駅まで徒歩で約20分程歩きます。

驚くほど暗い…。湯沢に着いたのが20時頃。辺りは真っ暗で住宅街であまり街灯もなく人が誰一人として歩いていません。

これを一人で行こうとしてたなんて想像しただけでちびりそうです。

今回は一緒に走ってくれるさやかちゃんが一緒なので、二人で駅を探しておしゃべりしながら向かいましまた。

本当に新幹線が止まる駅なの?!と思うくらい駅の周りは静まり返っています。止まる宿は越後湯沢からまた電車で移動した田舎っぽかったのでここで腹ごしらえしていくことに。

ホントはへぎそばを食べたかったけど店が閉まってたので駅前の居酒屋へ。

こんな感じで日本酒のメニューが3ページくらいあるというのに、大会前日のためセーブしなければいけないという悲しさ…。二人共お酒大好きなので翌日の大会後の楽しみにすることに。

とはいえせっかく来たので、新潟名物の油揚げをおつまみに一合だけ飲むことに♡

私は新潟のB級グルメイタリアンが食べたいとひたすら言ってたのですがこちらのお店のメニューにはなく、翌日見つける事に懸けました。

そして宿のある塩沢駅へと向かいます。

初めてハーフマラソンを走ってみてランナーズハイを経験した

以前ブログ書いたときも、何かの記事で読んだランナーズハイという現象がかなりきになっていました。

ランナーズハイとは簡単にいうと、長時間走り続けていくうちに、気分が高揚していくということだ。苦しいと感じなくなり、走ることがひたすら楽しくなる。

http://running.awa.fm/posts/485313/より引用

ランナーのスタート地点にも立っていない私がランナーズハイなんて起こるのだろうか。そんなことをぼんやりと考えながら眠りにつこうとした時、旦那から電話が。

山梨を出てくとき「頑張ってね」の一言も無かったからわざわざ電話してきてくれたのかなと思い出ると、

「新潟なう?♪走れたの?」

完全に酔っ払った旦那からのTEL

「明日だよ…」

新潟なうってなんだよと思い少しムカムカして眠りにつき大会当日を迎えることに…。

宿を出て大会の会場のある浦佐駅へと向かいます。

途中給水ポイントが設置してあるのが電車から見えた為、今日走るのはこんなコースなのか…と思い動画を…

あたり一面たんぼ。さすがこしひかりの産地です。

そして、浦佐駅に着き会場に向かいます。

全国からランナーが続々と。

受付を済ませあとはスタートを待つのみ。トイレに行っとこうと思ったのですがめちゃくちゃ混んでて間に合わないため我慢することに。初のレースでトイレ我慢しての出場になるなんて思いませんでした。

マラソンに出る時に心配していたことが3つありました。

  1. トイレ行きたくなったらどうしよう
  2. 給水所で冷たいお水飲んでお腹壊したらどうしよう
  3. 足がもつれてこけたらどうしよう

さっそく1の心配事を抱えてのスタートとなりました。

みんな並び始めます。スタート前のドキドキの瞬間をパシャリ

今回一緒に新潟に来たさやかちゃんはハーフマラソン経験者。私はとにかく彼女に付いていくことを目標に走ることにしました。

そしてドキドキの中スタート!!!

イヤホンからは偶然にもL’Arc~en~Cielのドライバーズハイが流れ出しました。

「マラソンってこんな感じなんだ〜!!」とわくわく感が高揚し、開始5分で走ることが楽しくなってきました。

「もしかしてこれがランナーズハイ?!」とか思いながらも走り続けること約20分。私はジム走った最高記録が20分でした。

「よっしゃ20分走れた!」なんて思ってたら…そこから地獄の始まりでした。

約4キロ地点で初めての給水所。

水を飲むために少し止まった事、水を飲んでから、喉が渇くのが以上に苦しく感じた事で走るのが早くもキツくなっていきます。

なんとか必死にさやかちゃんについていきますが、息は上がる一方。

そしてスタートから約40分が過ぎた頃、約7キロ地点に到達。

やっと1/3を走ったことになります。息が上がっている私を心配してさやかちゃんが何度も「大丈夫?」と気にかけて声をかけてくれました。

「なんとか10キロまでついてく…」と答えたものの、頭の中は「このまま走るなんて無理。絶対ゴールできない」というくらい体がスピードについていきませんでした。本当にリタイアすることしか想像できないくらい、予想をはるかに越えたしんどさ。「あぁ…私なんで出るって言ったんだろ…」とかアホなことを考え出します。

そして約1時間が経過し9キロ地点あたりで、

「さ、先に行ってくれ…」

ついにさやかちゃんからの距離がどんどん離れていきます。

体はピークにしんどい、もう走れない、さやかちゃんを見失った、、、

5キロを超えたころからのしんどさは最高長に達しました。一人になるとペースが分からなくなるため、ここで初めてあと○分で○キロ地点に間に合うように走ろう…。と計算し始めます。体に合わせてペースを落として走ります。

給水所では、ポカリと水、塩飴タブレットや飴が置いてあったので、喉の乾きを回避するために飴を舐めながら走りました。

1番しんどかったのが7キロ〜14キロの間。走りながらいろんな事を考えました。マラソンって奥が深いな…と。

出ると決めたのも自分。辞めることを選ぶのも自分。耐えてゴールするのも自分。

まるで、人生のようです。

へろへろになりながらそんな哲学っぽいことを思い、やっぱりトライしたからにはなんとしてでもゴールしたい!!!自分の足を動かすのはその気持ちのみです。

それに出場料6000円も払ったんだしゴールしたらお米が待ってるんだから走りきるしかない!!

しんどいながらもなんとか足を動かすと周りで見ず知らずの人が一生懸命声援を送ってくれています。

実は今回のマラソンで私が1番感動したのはゴールできたことよりも、この“声援”でした。

苦しくてもう無理!って時に全然知らない人でも「がんばれー!!!」って言ってくれると、なんかパワーが出たんです。しんどいはずなのに、笑顔になるし。

「頑張れ」って、他人ぽくてあんまり好きな言葉じゃありませんでした。

スタートする時にさやかちゃんが、「頑張ろう!」って声をかけてくれたんですが、この「頑張ろう」って、一緒に頑張ってる気がして。

だけど自分のそんなしょうもないこだわりががらっと変わりました。「頑張れ!」って言葉にこんなにもパワーがあるとは。自宅の庭から声援送ってるおじいちゃんや、小さな子供も、なんか一生懸命応援してくれるんです。

これはジムで一人で走ってても気づけないことだし、声援のパワーに気付かされたから、マラソン出て良かったって思い始めたのが14キロを越えてから。

この時点でスタートから1時間45分が経過。

「間に合う!!」

ペースが遅くならなければ間に合う事を確信し、何としてでも走り続けなきゃ!と思うようになります。しんどさはどこへ…という感じ。

田んぼだらけの川沿いの道は、畑の中の砂利道へと変わり更に走りにくい状況に。

もう走れない足を動かし何とか走ろうとします。右足の爪がかなり圧迫されてる事に気付きながらも走り続けます。

そして自分の決めたペースでついに18キロ地点!!あと3キロ!!

旦那と山梨のお店を作りながらよく聞いてた思い出の曲、コバルトブルーを聞いてラストスパートです!!

不思議なのが、もう確実に間に合うのに、走れる足じゃないのに、なんか走りたくてしょうがないんです。ゴールできればよかったのに、少しでも早くゴールしたいんです。

「あぁ…これがランナーズハイなのか…」

と最後の方で本当のランナーズハイに気づきました。

私は1年間で強くなれただろうか、何か進歩できただろうか。そんな事を考えるとゴール手前で泣きそうになってました。

記念すべきゴールはこれ!!

めっちゃやさかちゃんを探しています(笑)

髪の毛も汗と湿気で3倍増しです。

なにはともあれ、無事2時間42分で完走する事ができました!!

結果、無事完走してご褒美のお米をグルメ村で堪能

無事ゴールしたあとはずっと我慢していたトイレにダッシュし、まずビールを買って、その後念願のこしひかりにありつきました。

てんこ盛りにして!とおばちゃんにお願いし…

梅干しまで乗ってかわい〜♡

走ったあとの南魚沼産のこしひかり、サイコー!!!

グルメ村というイベントが開催されていて、様々なおつまみやご飯を買うことができます。マラソン参加者はグルメ村で使える300円の金券と、お茶碗がもらえます。

走ったあとも手厚いグルメマラソン。ハマりそうです。

30歳でハーフマラソンに練習無しで出場するのは勧めませんが、

なんとか走れるので是非トライしてみて下さい。なんか走る以外に得るものがあります。

当日首につけてたネックレスは、昨年訪れたカンボジアの孤児院の子が作ったものなんですが、お守りと思ってつけたまま出ました。なんか不思議とパワーを貰えた気がします。どこかで誰かが何かにトライしてる。

私が今回トライしたのはただの趣味で、ハーフマラソンだったけど、この経験が何かに活きればいいなと思っています。仕事でも、趣味でも、私生活でも何でもいい。

何事も経験しなきゃ、気付きは生まれないのだから。

なんて事を感じたチャレンジでした。

もう走りたくない!って思うかなと思ってたら、今更練習始めたくなりました(笑)またハーフマラソン、そしていつかフルマラソンにも、挑戦したいな。

マラソン後は越後湯沢に戻り駅構内の日本酒館で日本酒を飲み比べ!

メダルを購入し、約120種類もの日本酒を飲み比べることができます。

更に駅のベンチでご当地ビールと新潟限定サラダホープも堪能。

その後は駅弁を購入し、東京へと向かいました。

食べれなかったイタリアンは、諦めきれずにセブンイレブンで見つけて買って帰りました。

普通に美味しかった♡今度家で作ろうと思います。

次はへぎそばを食べにまた新潟に行きます!!

この日の時点でもうこの速度が精一杯(笑)

今日は階段も手すりがないところは昇り降りできません(泣)

短かった久々の休みはほぼ移動と走ってた感じでしたが、リフレッシュして新しい趣味も見つけれたのでまた今日からしばらく山梨で頑張ります。

久々に知らない田舎に行って夕日を見るとなんだか異常に東南アジアに行きたくなってしまいました。

東南アジアのマラソン大会でも調べるか…