妊娠中のマツエクがお断りの理由と、5つのデメリットについて

先日リピーターのお客様から久しぶりにマツエクのお問い合わせがあり、日程をご相談していたのですが、最後にこんな質問をされました。

「妊娠しましたがマツエクは大丈夫ですか?」 と。 美容室などでは、妊娠中は“カラーは頭皮に直接付けると皮膚から吸収して胎児に良くない”などの理由から根本を外して塗布してもらったり、我慢される方も多く見てきました。

では、皮膚に直接つけないマツエクがなぜ妊娠中はよくないといわれているのでしょうか…?




妊娠中にオススメできない理由

妊娠中は女性ホルモンのバランスの影響で、髪やまつげが抜けやすくなると言われています。 産後が抜けやすい、と思っている方も多いですが実は妊娠中からそういった症状が出る方もいらっしゃいます。 また、皮膚も敏感になる為いつもは大丈夫な人でもアレルギーが起こりやすくなったりする場合もあります。 マツエクの施術は約1時間~2時間ほどかかります。

施術中はじっと仰向けの施術になりますので、お腹が張りやすかったり仰向けで圧迫することにもなってしまうので体勢的な面でもオススメができません。

マツエクの施術に使用する接着剤(グルー)についてですが、直接皮膚につくことはありません。 ですが施術の際にごくわずかながらガスが揮発しています。

そのガスとは【ホルムアルデヒド】というものになります。この【ホルムアルデヒド】という単語は聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?

新築の家などで起こるシックハウス症候群はこのホルムアルデヒドが原因と言われています。 マツエクのグルーからの発生量は僅かですが、妊娠中のお母さんへの影響などは実験が出来ないため影響に関するデータなどはありません。

ですので、こういった面でも心配な方は念のため控える方が良いといわれています。

1か月後にメンテナンスできるかどうか。

ちなみにですが、昔働いていたサロンでは妊婦さんも受け入れていました。 ただ上記のデメリット以外にもご説明していたことがあります。 それは付けてしまうと、メンテナンスしなければ気になる可能性があるという事です。 マツエクは大体3〜4週間で、

  • 自まつ毛と一緒にエクステが伸びてくる
  • 方向がかわる
  • 接着剤が劣化して根本が浮いてくる
  • 毛の周期により自然に抜ける

などの理由から、隙間が気になったりボリュームが薄くなり付け足しなどのメンテナンスが必要になります。 ということは、メンテナンスに行かなければマツエクが全て自然に取れるまではスカスカの状態やエクステが伸びてきてる状態ですごさなければいけない事になります。 このスカスカの状態を我慢できる方は良いですが、普段エクステを定期的にしている人からすると結構耐え難い期間になるかと思います。

特に妊婦さんの場合は、 徐々に大勢がキツくなってきてメンテナンスに行けない、 出産に備えて臨月につけたけど、出産後サロンに行けなくる などの事が想像できます。

その為に前サロンでは付けた後のリスクもご説明していました。 今は妊婦さんのお客様をお断りするサロンも多くありますが、もし受け入れてくれるサロンに行く場合は、一ヶ月後どんな状態になるかを想像しておいたほうがいいかもしれませんね。 特にメンテナンスしなければ約1か月~2カ月の間にマツエクは自まつげの周期と一緒に抜けてなくなります。

まとめ

妊娠中にマツエクをオススメできない理由は、

  • ホルモンバランスの関係でいつもより抜けるのが早くなる可能性がある
  • 皮膚が敏感になっているのでアレルギーが起こる可能性がある
  • 接着剤から出るガスの胎児への影響が明確ではない
  • 妊娠16週以降は仰向けで長時間寝ないほうがいいと言われている
  • マツエクを付けてメンテナンスできなければ抜けるのを待つしかない

という5つの理由になります。 以前予約を頂いたお客様がいざお会いしてみると妊婦さんだったという経験があります。

全てご説明して、それでもつけてほしい!ということだったので施術しましたが、仰向けの大勢がきついということで、横を向いての施術になりました。 これって施術する方もかなりキツイです。さらに「早く仕上げなきゃ」という思いもあるのでやはり妊娠中のマツエクは妊婦さん側も、施術者側も負担が大きいです。

施術者側の意見をぶっちゃけて言うと… ガスに関してはデータが何にもないので確実なことは言えませんが、お客さんより何百倍もの揮発ガスを吸ってるアイデザイナーも妊娠しても仕事を続けている人はたくさんいますし、元気な赤ちゃんを産んでいます。 ですが妊娠中期や後期になってお腹が張ったり、仰向けがしんどいときは控えた方がいいのでは‥と思います。お手洗いも近くなる方もいらっしゃるので、途中中断すると施術時間が更に長くなることもあります。 私は出産後のお客さんのマツエクを担当する事も多いのですが、やはり同年代のお客様と比べると、細く弱っているまつげの方のほうが多いです。

初めは太さや長さは控えめにつけることをおすすめし、徐々に回復してくると、太いのを混ぜたり一ミリ長くしたり。

半年後くらいには皆さんしっかりしたまつげに戻る方がほとんどです。 ずっとマツエクをつけたいた方はなかなか最初の方は物足りなく感じるかと思いますが、妊娠中数カ月の間がんばって我慢して、美容液が入っているマスカラを塗ったりしてケアしながら過ごした方がいいのではないでしょうか。。

妊娠中のマツエクは❝つけてはいけない❞というルールはありませんが、 妊婦さんをお断りしているサロンが多いのは、妊婦さんと胎児の安全の為なのです。 妊娠中でもマツエクがしたい!という方は来店前にサロンに受け入れてもらえるか確認して、無理してまで施術しないようにしてください。

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