お酒を飲んでの搭乗は危険行為。深夜0時飛行機で恐怖の目覚め

キャンベルの日常

 沖縄最終日。お友達のお店に夕飯を食べに行き、最後だからと、泡盛をボトルで注文し一滴残らず二人で飲み干しました。 いい感じに酔っ払ってたので飛行機よく寝れそうな予感。

那覇空港に着くと、旦那がまだウイスキーを飲むと言い出し売店で購入。 しかしこの最後のウイスキーが仇となり、私は飛行機で悪夢を見ることになるのです…

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飛行機で眠るために…

私達はいつもLCCを利用して海外旅行にいきます。乗られた方はご存知かと思いますが 席は狭く、ドリンクや機内食のサービスもありません。

席の狭さは女性は特に気にならないとは思いますが、私は結構イスの角度がしんどくて、腰と首がすぐ痛くなります。

枕など膨らますやつは使用しますが、1番ベストなのは眠ってしまう事。 眠ってる間についてしまえばしんどい時間を過ごさずに済みます。睡眠薬を飲む人もいるみたいですが、LCCくらいの飛行距離だったら逆に起きたときしんどいので私は使用しません。

その代わりいつも搭乗前にお酒を飲みます。 といっても大体が朝早い便か夜遅い便なので、朝の時は前の日あまり寝ず、夜の時は基本的にお酒をのんで搭乗です。

いつものように飲みに行って空港に行き、さらにウイスキーのあてにカレーパンを食べていました。 そして初めての体験をすることに…

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初めて機内で史上最強に酔っ払った

今回沖縄からの便は夜22時発。

飛行機が出発する頃にはいい気分で今までで一番寝れそうだなくらいに思っていました。泡盛サイコー!なんて。 しかし爆睡しだす旦那を横に、なぜかいつまで経っても寝つけない…。どの角度に枕を持ってきてもなんかしっくり来ずに結局23時半になっても一睡も出来ずにいました。 そしてふと目が覚めたのは深夜0時。

恐らく少し寝落ちしていたのでしょう… 自分の中の何かがおかしい。 起きて10分ほどボーッとしていたのですが明らかに気分が悪い。何かがもよおして来てる…。それが下ではなく上に…。 普段お酒を飲んでも気持ち悪くて吐いたり、深い二日酔いになることもほとんどないのですが、 めちゃくちゃ気持ち悪い。 5分後我慢出来ずにトイレへと駆け込みました。

今まで体験したことの無い気分の悪さと、牡蠣で当たったとき以来のリバース…。 あまりにこもっていたせいか、トイレを出るとキャビンアテンダントさんに声をかけられてしまいました。

「お客様ご気分大丈夫でしょうか?」

その時私の目に入ってきたのは後方座席の空いているシート三席。

なんとかして横になりたい… 「少し気分が悪くてもどしてしまったんですが、そこの空いてる席横になったりできませんか?」 頼む!!なんとか寝かせてくれ!! 今にも再び吐き出しそうな私は顔面蒼白で尋ねました。 そしてキャビンアテンダントのお姉さん。

「ご気分が悪くなった原因は分かりますか?」 ここでお酒をたくさん飲んでしまいましたというと寝かしてもらえないのでは…そう思った酒臭い私は

「わ、わかりません…多分乗り物酔いですかね…」 すると予想外の返答が。

「こちらのシートで寝ていただいても大丈夫なのですが、お客様のシートナンバーを控えた上で飛行機を降りてからはメディカルチェックを受けていただく事になり、場合によっては入国できない事もあります。」

まさかのーーーー!!!!!

しばらく旅行に行けないのに、しかも旦那のご両親も来るのに、今まで以上に楽しみにしていたタイに入国できないなんて…

「それなら大丈夫です。ただの乗り物酔いです!!!!」

なんとかお姉さんが他に報告しない様に大丈夫アピールを必死に行い、席へと戻りました…。 しかし席についても一向に気分は良くならずその後も1時間の間5回ほどトイレへ駆け込みました。 まだ1時。あと1時間半もこの状況が続くなんてあり得ない…。

初めて飛行機おろして!と心から思いました。。。 さすがに酔っただけじゃこんなに吐かないのではと思い、痛む胃に手を当てまさか食中毒なんじゃ…とか心配になって来たときに、さっきのお姉さんとは違うキャビンアテンダントの方が白湯を持ってきて下さいました。

女神の様に微笑みながら白湯を渡してくれたお姉さんに感謝しながら、少し落ち着くと寝てしまったようです。 時刻は2時前。気分も落ち着き、ひどい胃のとノドの痛みだけが残っていました… 着陸前にお手洗いを済ませておこうと思い再びトイレに行くと、キャビンアテンダントのお姉さんにまた体調を伺われました。

今度はホントに落ち着いたので「だいぶ気分よくなりました。ご心配おかけしました。」というと、すごく笑顔で「良かったです〜!!」と言って下さり、なんだかとても申し訳無い気分になりました。

そして、「上空では酔いやすくなるので気をつけて下さいね!」と言われました。 メディカルチェックを受ける事なく無事入国。

降りてから飛行機内での出来事を爆睡してた旦那に話すと「気持ち悪すぎて感動する話聞いてる余裕ない。」と二日酔いになっていました。 そりゃあんだけ泡盛+ウイスキー飲んだらそうなるよね…

ドラマでよく見る「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんかー?!」はそう簡単には起こらないようです。

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上空で何故酔いが回るのか?

反省ついでになぜ上空で酔いが回るのかを調べてみました。

飛行機は平均高度約1,100mを飛行しているそうです。そのため、低気圧による体の低酸素状態が起こり、アルコール代謝が非常に悪くくなるとのこと。

そのために地上にいるときよりも酔っ払いやすくなるようです。 また、酔ってしまったことで何か問題を起こすと、次回から搭乗を拒否されてしまったり、万が一途中で緊急着陸するとなった場合には航空会社に多額の賠償金を支払う事などもあるようです。

もしメディカルチェックでひっかかったら入国できない事も…。 飛行機の中で飲むお酒だけでなく、乗る前に飲んでいた方も同じことなので、お気をつけ下さい… お酒はたしなむ程度が1番ですね…

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