美容師のレッスンカリキュラムは自分で組む時代。嫌いな先輩からはもう教わらない

三十路の主張

夜20時。営業が終わり退屈な終礼後、レッスンが始まる。

 週末の営業は朝から晩まで予約がいっぱいでごはんが食べれないのも当たり前。

そんな中お店のレッスンがスタートする。  

「あぁ、、、あと3時間くらい帰れないのか。疲れたな。」  来てくれたモデルさんに最後の元気を使ってレッスンを開始する…

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アシスタント時代嫌いだったレッスン

私の最初勤めていたサロンは週2回水曜日と土曜日にレッスンがありました。

それ以外の日は自主練。

帰りたくても先輩の目を気にして毎日残ってレッスンしていました。

いつも22~23時ごろまでレッスンし帰宅するのは日付けが変わる頃。

眠すぎてご飯を食べなが寝たことも何度もありました。

翌日は朝練を7時から行い、9時から営業がスタートします。

週2回の練習会はモデルさんを入れてスタイリストの先輩にチェックしてもらいます。 営業がゆっくりの日もありますが、土曜日なんて特に忙しく、営業後のレッスンなんてへとへとで正直集中力も長持ちしません。

それはレッスンを見るスタイリストの先輩も同様。

疲れ切ってしんどうそうな顔でめんどくさそうにレッスンを見てくれます。

本来だったら感謝しなきゃいけないのかな…。

でもそれも手当でお金もらってやってる仕事のはず。まぁみんな疲れてますよね。 「ちゃんと見てくれてるのかな?」 そんな風に思いながらいつもレッスンしていました。

そしてカットが終わると

「なんでこここんな切り方したん?」

モデルさんの前で言っちゃってくれます。

「え、、、、切れないからレッスンしてるんだけどな」 ちゃんと見て欲しい… そう思うのって私が間違っていたのでしょうか?甘いのかな?

サロンによって人間関係も教育制度も様々だと思うけど。 暇な平日の時間にレッスンさせてくれたら早く帰れるのにな…なんでダメなんだろう。

そんな事も何度も思いました。 営業中や日常生活でも気分屋で当たってくるどんなに嫌いな先輩にも、スタイリストになりたれば、技術を教わりたければ頭を下げて「レッスンお願いします。」そう言うしかありません。

何度も心の中で「くそっっ!!」と思っていました。 レッスンが終わるたび何かもやもやしたまま家に帰る。スタイリストになるにはそうするしかないんや…。

そう思って過ごしていました。 好きなことをしてるはずなのに何か気持ちの邪魔をしてる。。。

私はいつまでたってもカットのレッスンが好きになれないままでした。

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カットレッスンの時間が楽しすぎて一瞬で終わった

時は流れ私は東京に来てからカット専門店で働き始めた頃、できなかったメンズカットも楽しいと思いながらできるようになり、もっと勉強したい!そう思うようになって来ていました。 自分の仕事との兼ね合いで結局カット専門店は退社しましたが、将来の目標の為にもまだまだカットの勉強はしたい。

そこでサロカリのアカデミーでトレーナーをして下さってるTentoの山口さんの元へレッスンを受けに行きました。

1回目のレッスンの様子はこちら→【サロカリアカデミー【ボブの魔術師】の元へカットのトレーニングを受けに行ってきた

サロカリの中のアカデミーではトレーナーのもとに自分の受けたいレッスンを受けに行くことができます。自分でトレーナーに連絡を取り、レッスンの日時を決めます。

1回目のレッスンはウィッグで。

そして数日前2回目のレッスンを受けに行きました。

忙しいはずの12月の営業にも関わらず快くレッスンを快諾してくださり、月曜日の17時よりレッスン開始。 今回はモデルさんでレッスンです。

親友の金髪ロングのギャルをバッサリとカットします。

今回は隣でもう一人レッスン。 同じサロカリメンバーの戸田くん。

彼は来年の冬にスタイリストデビューを迎えていてカットのレッスンに来ていました。

二人でレッスンを受けるなんて久々だな〜と思いながら、

トレーナーのあきらさんも「2人教えるの久々で楽しいな!」と言って下さり、ギャグを飛ばしながらモデルさんにもたくさん絡んでくれて、技術もしっかり見てくれます。

和気あいあいとした雰囲気の中、真剣な時間も。

長さを変えて二回カットし、ドライの仕方やスタイリングもレッスンしました。

 

そしてスタイリングが終わると、「カメラ持って撮影してみな!!」とあきらさん。

 

私の取った写真。 親友の笑った顔が好きなのでこの一枚になりました。

が、 自分でも上手く撮れたとはあまり思えず納得出来ずにいると、スタイルの作り方やモデルさんの撮り方をレクチャーして下さいました。

クオリティーが全然違うw

カウンセリング〜カット2回〜シャンプー〜ドライ〜スタイリング〜スタイル撮影まで約3時間半。

モデルさんもとても楽しんでくれていて、私自身こんなにもレッスンの時間が一瞬に感じた事は自分でも驚きました。 楽しかったからに間違いない。

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好きな人から好きな技術を学ぼう

サロカリのアカデミーには数多くのトレーナーが在籍します。

実際色んなトレーナーさんの元へレッスンを受けに行っている生徒がいます。

私があきらさんにレッスンをお願いしよう!と思ったきっかけはあきらさんに初めて会ったとき、色んなことを注意してくれた人だったからです。

その時は全然技術の事とかではありませんでしたが、それが嬉しかったからです。それからも色んな飲み会など会う度にたくさんの技術に対する悩みや想いを話してきました。

技術がその人と同じレベルになるまでにはもちろん時間がかかる。

そんな中で習うなら好きな人から学びたい。 それならもっとレッスンも楽しくなるし、自分も素直に受け入れられる。

(もちろん他にお会いしたことのあるトレーナーも大好きです♡)

楽しかったレッスン後はテントーのみなさんと集合写真をパシャリ。

昔のレッスンじゃ終わったあと疲れ切っててこんな顔で笑えなかったな…。

 

集中力が何より違いました。それは時間なのか、精神的な物なのか。。。

もしタイムスリップできるなら、営業終わったらトレーナーの元に技術を学びに行く選択をしただろうな。

どうせ学ぶなら楽しく学びたい。好きな人から学びたい。 その方がきっと伸びるはずだから。

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