下まつげのエクステ施術。2種類のテープの貼り方とカールの選び方

技術者向け記事

以前下まつげのエクステをつけるとどんな効果があるか?という記事を書きました。

(→マツエクを下まつげだけつけるこうなります!モチとリペアのタイミング

今回は施術者向けに下まつげのエクステの施術時のテーピングの仕方を。 私はエクステの下まつげを施術する時二種類のテーピングの方法を使用します。

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テーピング①片ツイザー

まず一つ目。 こちらのテーピングは片ツイザーで行うときにするテーピング方になります。 片ツイザーとは? このように1本のツイザーを使用して下まつげにエクステを付けることを片ツイザー施術といいます。

一見「え、どうやってつけるの?」と思うこの片ツイザーですが下まつげが交差して生えてなかったり、産毛が少なかったり、1本1本がしっかり独立して生えてる方にできる施術になります。

頬の皮膚を少ーし下に引っ張り、(※あくまで目は開かない程度です)1本ずつ方ツイザーでつけていきます。

特に下まつげは染みやすい方だと涙が出やすいので、施術の前は必ず反対側から覗き込んで、瞳が開いていないかチェックしましょう。

このように下まつげが独立してる方だと片ツイザーで着けれるのでテープ上下2枚ずつ、計四枚での施術となります。

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テーピング②両ツイザー

続いてのテーピング方法はこちら。

下まつげがしっかり生えている方や、交差して生えている方、産毛もたくさんある方などは片ツイザーでの施術になると、エクステと他の毛が絡んでしまったり、産毛が巻き込まれてしまったりするので、上まつ毛と同じように左手のツイザーでかき分けを行い、まつ毛を独立させ、右手のツイザーでエクステを付けていきます。

両手にツイザーを持つことで安定して施術する為に、下まつげの保護を片ツイザーの時より厚めに行います。 貼り直したり微調整する時には少し面倒ですが、両ツイザーでの施術はツイザーの先が皮膚に刺さらないようにきちんと保護して行いましょう。

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エクステのカールの選び方

テープの貼り方をご紹介しましたが、次は下まつげに使用するカールの選び方です。

先程のお客様のように下まつげが元々下を向いて生えていらっしゃる方は、Jカールで施術します。 自まつげの長さにもよりますが、6~8ミリの長さが平均的な長さです。毛の太さは自まつげの状態によって選びます。 ここでカールを選ぶ際に注意があります。

自まつげの根本が上向きに生えている方にJカールをつけてしまうと、生えグセに沿って上に向かって長さが出てしまうので付けてもあまり効果が期待できず、横から見た時も前にエクステが飛び出てみえてしまいます。

こういう生え方のお客様には、Cカールのエクステを使って対応します。

そうするとJカールより毛先にカールがついているので、ちゃんと下を向いてエクステ毛先の方向が揃ってきます。 (※CカールはJカールに比べて接着面が更に少なくなるので、取り扱い方にもよりますが、モチの説明をお客様にしましょう。あと、自まつげが伸びてきたときにも方向が変わりやすいので早めのメンテナンスが必要です。)

(Cカール長さ7ミリ、太さ0.1ミリ 中央黒目下に10本) 目幅全体に下のエクステをつけたいお客様は、まつげの生えてる角度をベットを倒す前に、座っている状態で必ずチェック。

目尻がすでに上まつげとまばたきする度に引っかかっている方にエクステを目尻ギリギリまでつけてしまうと、上と下のエクステが絡んでしまい違和感を感じるので、目尻は少し離しておつけします。

(少し見えにくいですか目尻数本が上とすでに絡みやすい生え方) あと、この写真のまつげの生え方のお客様ですと、真ん中はCカール、黒目端から目尻にかけてはJカール というように、生えてる角度によって選定するカールを変えてあげたほうが仕上がりは自然に、キレイになります。

いずれもカウンセリング時にお客様のまつげの生え方をきっちり確認する事がキレイな仕上がりにつながります!! 下まつげの施術は本数が少なければ全体のバランスを見て付けること。左右のまつげの生えてるところを最初に確認して、仕上がりが左右対称に、近くなるところにエクステの毛を付けていくこと。 本数が、少ないほど難しい施術になりますが、施術前にきちんと確認しておけば最終的に「左右の仕上がりが違う!」ということになりにくいので、事前のチェックをしっかり行いましょう!!

(上まつげの施術のテーピングの記事→マツエク【テープワークのコツ】痛いのはテープが原因かも?!)こちらも合わせてどうぞ。

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