QBハウスに【謝罪】雑談提供のルールって一体・・・?!

キャンベルの日常

まずはこちらの記事をご覧下さい。

会話がウザい」 それでも美容師たちが話すワケ

先日のmixiニュースの記事です。

お店で取材をしていたのは知っていたのですが、記事が公開されて初めて内容を見ました。

内容は美容室での会話について。

これって美容師にとっては難しいバランスの課題、かつお客様も美容室に行ったときに気になるポイントですよね。

私もアシスタントの時技術に集中して黙り込んでたら先輩に、『話せ~』と指示され、

ドライヤーかけながらお客様に聞こえるように大きい声で話してたら、『あのアシスタントの子声でかくてうるさい』と怒られたり。。

お客様と話すためにいろんなテレビを見たり雑誌を読んだりもしました。

記事を読んでるとみんなが言ってることがなるほど~という感じで目を通していたのですが、

ふと目に飛び込んできた内容に一人凍りつきました・・・

これが??ん??

 

 

えぇ、これなんです

 

 

なぜこれに一人驚きを隠せなかったかといいますと、、、

実は私QBハウスの経営する新業態Fassというお店で週2日フルタイムでパートで働いているのです。

なぜそうなったかと、前からもう一つブログに書きたかったFassのことは後程。

Fassで働き出して約半年。

働き始めた時から、サロン内でなんかすごい違和感を感じていたんですね。

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お声掛けを異常にすることが違和感に思うようになった

今旦那と二人でしている高円寺のお店では「いっらしゃいませー」とか「お待たせいたしましたー」とかは言わないですし、

必要性を二人とも感じていません。ですがFassではお客様が来店した時、お席に通すとき、お帰りの際などスタッフ全員でお声かけします。

Fassだけに限らず、美容室で働かれている方はだいたいそうだと思います。

ただ、目に前のお客さんと話してる会話の途中で突然「お疲れさまでしたー!!」と言い出すことや、逆に自分のお客様と話していないときに他のお客様にお声かけだけはするのも…

となんか自分の中ですごい違和感を感じるようになってしまったんです。

一度店長に面談で「桑原さん、お声かけもうちょっとしましょうね」と言われたことがありました。

別に反発するわけではないのですが、自分が思ってる違和感を伝えてみました。

あと「お客様にお疲れさまでした」っていうのも何がお疲れ様なのかよくわからないです・・・と正直な考えを言ってみました。(店長、困惑させてすみませんでした)

店長からの返答は、

「言ってるスタッフと言っていないスタッフがいたらお店の雰囲気が良くないから、統一しましょう。」

「カット中動かないようにして下さってるお客様とかはお疲れだと思います

」ということ。でもまぁそういわれたら納得です。そしてなにより郷に入っては郷に従えなので、今はちゃんとお声かけもしています。

たまに忘れちゃうけど…

 

 

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シーンとした店内に違和感…

もうひとつ違和感をずっと感じていたことが。それは店内の会話の無さ。

シーンとした店内。

もともとお客様と話すのが好きだし、せっかくなんかの縁で会ったのなら少しでもいろんな人と話したいと思うので、

ついつい話してしまうのですが、結構お店の中で話してるのが私だけという状態が多くて、「なんでみんな話さないんだろぅ。。。」

と不思議に思っていました。

 

今回のMixiニュースの記事を見てその謎が解けました。

 

・・・

何ということ!!雑談提供なしという意図のもと営業しているというのです。

初耳!!

そうとはしらずしゃべりまくってました。

もはや他のスタッフが話さないことをお不思議に思ってました!!

すいません!!

 

会社の意図を知ってしまったので

その記事を読んでからちょうど3連勤だったんですけど、しゃべらないことにトライしてみました。

ただ、、、お話好きなおばあちゃんとか、ずっと鏡を見つめてる女子大生とか、初めて来たOLさんとか、

やっぱ話すし、話したそうな人を気づかないふりはなかなかできないです…。

そして自分が黙ってみると他のスタッフもちょくちょく話してることに気づきました。

スタイリストも人間だから、完全には無理ですよね。

 

記事に書かれている両極端のお店二つ両方を見てて、お客様が選択できる選択肢がほんと増えてるなと思いました。

話をしたくてUp to youに来て下さるお客さんがいれば、

予約せずに、とくにめんどくさい会話はせず、シャンプーなどのリラクゼーションはいらないのでその分安くとFassに来るお客さんもいる。

お客さんの選択肢がたくさんある時代だから、何か他より特化してる部分がない生き残れないんじゃないか・・・と思いました。

 

しかしこんなルールがあったことにびっくりしたー。。。

 

そしてもう一つ。

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Fassで働くようになったきっかけとスタッフの技術について

お店があるのになんで他の所に働きにいくの?と思うかたもいらっしゃるかと思いますが、きっかけと真意について。

昨年秋に大喧嘩した時、一緒にいる時間が長すぎることから職場を別にする案が二人の間で出ました。

でもお店を一緒にするのは夢だったし、自分もマツエクをできる場所が確保できてお客さんもリピートして下さる方が増えてきてて、辞めたくないというのが本心でした。

なので週に2日パートに行くことになりました。

仕事先は迷わず美容室に自分の中で決まりました。

なぜ美容室なのか?

理由は「カットをできるようになりたいから」

私は初めに働いていた美容室をモデルカットのレッスンを始めた頃に辞めました。次に働いた美容室ではアシスタントで入ったのですが、ワケあって突如スタイリストになりました。今思えばチャンスだと思って踏ん張ればよかったのかもしれませんが、当時理論もカット法もわからずとにかくなんとかという状態でスタイリストをしていて、何かすごいプレッシャーとストレスを感じしばらくして辞めてしまいました。

それから数年たち結婚してから、再びカットできるようになりたいと思うようになりました、

そう思ったのは、いつ一人で生きていかなきゃいけなくなるか分からないから。私は結婚してから常にそう考えて生きています。パートナーができたのにそう考えることっておかしいのかもしれませんが、一人で生きたいた時より考えるようになりました。

もし急に一人になったときに、一人で生きていくなら何をして生きていくか。もしその時子供がいたらどうやって生きていくか。それは旦那に出された課題でもあり、いつしか自分の中で生活に対する考え方の基準になっていました

 

その中で、美容師として生きていくうえでやりたいことの一つに必要で、まだ自分に足りていないものでした。

将来南米に移住したいねと今二人で話すことがあります。私にとってはそうなったときに自分がやりたいことの目標に必要。

お店を始めてから何度かじゅんくんにカットを教えてほしいとお願いしたことがありました。

が、ことごとく断られました。

普通の美容室にパートに行っても週2で残ってレッスンというのは現実的ではなかったので、

カット専門店で探すことにしました。

そこで見つけたのが今働いているFassというお店でした。1000円10分のカット専門店と違うところは、ドライヤーやコテを使ってスタイリングもするというところ。女性のお客様も多いということ。

週2勤務、ブランクありでも大丈夫かなと思いダメ元でしたが、採用してもらうことができ、無事働き始めることができました。

初めは研修を数日受け、どのくらいカットできるのかを見てもらい、レッスンです

店舗に配属になると、切れるスタイルのお客様に入りながら、同時にバックでレッスンをし続けました。

教えてくれるスタッフはみんなもともと美容室でのスタイリスト経験あり。

QB系列で働いてるスタッフの技術ってどんなもんなんだろうと少し疑問に思う部分があったのですが、

働いたこともない人間が、お店の外観やシステムや価格で一概に批判できるものじゃないと思いました。

ホントに、そこは声を大にして言いたい。

そして会社のシステムや、スタッフをみていると離職率が低い理由が肌でわかりました。

 

ある店舗で一人の女性スタッフに出会いました。

彼女はもともと私の勤めていた会社の都内の直営店で働いていたスタイリストでした。

かつて私はずっとそのお店のスタイリストになることに強く憧れていました。いろんな事を我慢して働いて、結果体調を崩したときに、オーナーがそのブランドの看板を下ろすとなり、何のために頑張っていたのか分からなくなりました。結局その後別のお店でスタイリストをした時、お客さんをきれいにしてお帰り頂く。その美容師としての仕事はどの看板の元でも一緒だと気づき、何にそんなに固執していたのかなと気づきました。

でも少し気になってその女性スタッフに聞いてみました。「なんであのお店でスタイリストになれたのに、ここに再就職したんですか?」と。

答えは、給料が一番だったとのこと。スタイリストになっても給料がアシスタントの時と変わらなかったこと。自分でお客さんを見つけないと新規に入れないため、

プライベートで出会う人みんなに心のどこかで「お客さんになってくれなかなぁ、」と思うことが苦しかったと。

彼女は今お給料も休みも満足してると笑顔で話していました。

 

お客様がニーズに合わせてお店を選べるように、働くスタッフもいろんな選択肢がある時代なんだなと感じました。

雇われ、フリーランス、オーナー、働き方はいろいろあると思うけど、少しでも幸せを感じて生きれる働き方を選択できたらいいですよね。。。

 

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